水野 良夫


 この度、中支部の支部長の承認をいただきました水野良夫でございます。
 当中支部は、今回の総会で55回を終えた大変歴史ある支部であります。この伝統ある支部の運営には責任の重さを痛感しております。勤まるかどうか、不安ですが2年間宜しくお願いします。
 さて、皆様もご承知のとおりいま日本は大変な状況であります。一昨年来からの金融危機を克服する間もなく、過去に類を見ないほどの国難に遭遇しております。そういった中、我々のクライアントは日々の経営も汲々とするほどであります。今後の復旧、復興には財政等の問題が重要となりますが、その中で中小事業者にとって大きな影響を与える税制の問題もまた重要で有ります。このような時に、我々税理士がどのような事をすべきかを考えますと、日頃中小事業者と向き合っている税理士が税務に関した現場の声を代弁することではないかと思います。本会の中の一支部としての立場ではありますが、そういった声を発信していくことも支部の重要な役割だと思います。
 また、支部の現状はと申しますと3月末現在537名 法人55社となっております。名古屋会では最大であり、いまなお毎年30余ほどの会員が増えております。特に税理士法人の増加は著しいものがあります。これは業務に適している立地ということも有りますが、中支部の自由で風通しのいい雰囲気が好まれているのではないかと思います。ただ、どちらかというと数が多いわりには支部の活動はあまり活発でない現状です。支部の運営においていかに求心力を保てるような活動をしていけるかが、執行部の課題であると思います。今後は法人に所属する会員の声もよく聞くことが活性化につながるのではないかと思います。
 さらに、業界の状況は、といいますと税理士法の改正、規制緩和等に係わる業際問題など色々な問題に直面しております。納税者から信頼される税理士になりうるには一人一人の努力が重要ですが、支部の活動も同様に重要だと思います。出来ることは限られていると思いますが、2年間どうか会員の皆様のご指導とご協力をお願い申し上げ、就任の挨拶とさせて頂きます。

平成23年5月19日
水野 良夫



中支部の歩み

 地理的には、北は名古屋の原点ともいえる名古屋城を境に市の中央部の高台に位置し、北部の官庁街をはじめ、中心部にはビジネス、文化、ショッピングの街、南部は生活の街として様々な機能を持ち合わせ、名古屋の発展に重要な役割を演じてきた区といえます。

 中区は、通称「錦三」「住吉」「栄ウォーク街」と呼ばれる地域に娯楽飲食街が集中し、昼夜を問わず、中心部は活気に満ちた街でありますが、最近は、パソコン、古着ショップ等ニュービジネス産業が集中して若者の人気スポットとなっています。

支部の特色


 中区は都心のビジネス機能の集中から、職住分離傾向が進み、昼間人口(約34万人)と夜間人口(6万4千人)に5倍以上の開きがあります。このことは、名古屋中税務署の徴収税額にしめる源泉所得税の比率が約50%であること、名古屋国税局管内で、法人税、源泉所得税の税収が名古屋中税務署がトップであること、また中支部会員の事務所と自宅が別々(職住分離)の比率が85%以上であることからも裏付けることができます。
 中支部会員の先生の気質は、職住分離により地域密着型というより、ドライでクールな都市型気質で『金は出すが口は出さない』とりあえずは『執行部一任』といった先生が多く、支部運営がやりやすそうに見える反面、実は責任の重さに相当なプレッシャーを与えております。

支部執行部の方針

 中支部は昭和32年2月に創立され、伝統ある中支部の更なる飛躍をめざし、会務を運営しているところでありますが、最近の急速に進化する高度成長情報社会に対応すべく、コンピュータ情報システムの積極的な活用と、支部機構等の基盤作りに取り組んでいます。



組織

総務部

@ 支部規約の見直し  A 会員名簿の作成  B 事務局及び税経指導所の改善
  以上の3点につき、検討を行っています。

財務会計部
会員より預かった会費を、予算に基づき適正に執行いたしております。
研修部
会員の資質の向上と定例会の出席率の向上を図るため、研修会を開催しました。
広報部
魅力ある支部会報作りをめざしています。支部会員の情報交換の場としても会報を利用していただき、
支部活性化の一助となればと思っています。
 @ カメラ同好会の会員作品で巻頭表紙     A 若手幹事の巻頭言「なかなかどうして」
 B 毎月の支部定例会の報告          C 各部活動のお願い、活動報告
 D 各同好会の活動予定や報告         E 名古屋中税務署からの原稿(随筆など)
 F 次月定例会研修案内とタイムスケジュール  G 会員の異動、慶弔報告
税経指導部
現在、5名の指定税理士により記帳指導を行っています。12月から1月にかけて無料税務相談を及び
青申会の担当税理士を決定させて頂きました。 今後の課題としては、中支部全体として農協臨税に
どのようにかかわっていくか、また何がお手伝いできるかということかと思います。
厚生部
会員相互の意志の疎通と融和そして親睦を図ることを目的として各種行事を計画、実施しています。
都市型の支部として『いかに多くの会員に喜んでもらえるか』が大きなテーマとなっています。
 @ 総会、夏季懇親会、賀詞懇親会のアトラクション、企画・実施
 A ゴルフ、麻雀、カメラ、音楽、ソフトボール、パソコン同好会に対する支援
 B 慶弔に関する事項  また、本年度はこれまでの慶弔規定を時代に即したものとするため、
全面的な見直しを行う予定をしています。
制度部
制度部は次の課題を掲げて随時会議を開催し活動をしています。なお、本年度は中支部報に各々の課題に
ついて記事を連載しています。(現在のところ)
 @ 税務署との研修会            A TAINSの普及活動
 B 商法・税理士法の改正の動向の研究    C 税制改革の研究と意見書と検討
情報システム部
事業計画の重点施策の一環として、情報化社会に対応すべく、コンピューター情報システムの積極的な
活動をはかることを 大きな課題としています。
 具体的には、
 @ 対外広報の一環として部員のみなさんと手作りで無料相談や支部活動等を載せた中支部ホームページ
   を開設・更新管理をする。
 A 支部会員全体のコンピューターのレベルアップを目指し、「中支部会員のためのパソコン無料相談」、
  「エクセル等勉強会」を事務局 でなるべく多く開設する。
 B 中支部会員の名簿管理、各部の議事録や報告書のデータ保存の整備をする。